発毛剤の真実

ミノキシジル・フィナステリド・ディタステリドのジェネリックでハゲ治療

日本人男性の3人に1人が薄毛

薄毛は男性の深刻な悩みの一つで、日本人男性の3人に1人が薄毛です。

薄毛にはいくつかの原因が考えられますが、その中で主な原因はAGA(男性型脱毛症)です。

3人に1人は薄毛

AGAは進行性の症状であり、原因を理解した上で正しい治療が必要となります。

そんなAGAの原因について、この記事ではメカニズムや遺伝的要素など詳しく解説していきます。

AGAは進行性の男性型脱毛症

AGAとは、AndrogeneticAlopeciaの略で、男性ホルモン型脱毛症(男性型脱毛症)のことです。

男性型脱毛症とは、成人男性特有の進行性の脱毛症で、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなったりするのが特徴で、遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因だと言われています。

AGAは治療せずに放置すると進行していきますので、早めの治療が大切です。

また、AGAは進行性であることが知られており、一度発症してしまうと自然に治ることは決してありません。

そのため、薄毛が気になり出した場合は、早めに治療を開始する必要があります。

AGA

AGA発症の原因

AGAは男性ホルモンの「テストステロン」と酵素の「II型5αリダクターゼ」が結合した「ジヒドロテストステロン(DHT)」が毛根に作用することで進行します。

通常のヘアサイクル(毛周期)は大きく「成長期」「退行期」「休止期」に分かれ、「成長期」において髪の毛は最も活発に育まれます。

通常は約1000〜2000日かけてヘアサイクルが1周しますが、AGAの発症でヘアサイクルが乱れると髪の毛の「成長期」が最短100日程度と極端に短縮されてしまうのです。

テストステロン

AGAのメカニズム

① 「テストステロン」と酵素の「II型5αリダクターゼ」が結合

② 「ジヒドロテストステロン(DHT)」が発生

③ 男性ホルモンレセプターが「DHT」をキャッチ

④ 脱毛因子「TGF-β」が増加

⑤ 「TGF-β」が毛乳頭細胞に退行期移行へのシグナルを発信

男性ホルモン

AGAの原因は2つの遺伝的要素

AGAの発症には様々な要因がありますが、中でも遺伝的要素による影響が大きいと言われています。代表的な要因は以下2つです。

・II型5αリダクターゼの活性度

・男性ホルモンレセプターの感受性

どちらか一方もしくは両方の要因を遺伝的に受け継いでいる場合、AGAを発症する可能性は高くなります。

AGAを発症するまでの流れ

II型5αリダクターゼの活性度

酵素の「II型5αリダクターゼ」は男性ホルモンの「テストステロン」と結合して原因ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」を生成します。そのため、「II型5αリダクターゼ」の活性度が高い場合、AGAの原因ホルモンが過剰に生成されやすいので、AGAを発症しやすくなるのです。

「II型5αリダクターゼ」を活性化させる遺伝子は優勢遺伝と言われており、父親・母親のいずれかが遺伝子を持っている場合、遺伝する可能性が高くなります。

II型5αリダクターゼ

男性ホルモンレセプターの感受性

男性ホルモンレセプターはAGAの原因ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」をキャッチして、脱毛因子「TGF-β」を増加させます。

そのため、男性ホルモンレセプターの感受性が高い場合、DHTをキャッチして脱毛因子を増やしやすいので、AGAを発症しやすくなるのです。

男性ホルモンレセプターの感受性は隔世遺伝すると言われており、祖父母以前の世代の遺伝子が世代を超えて引き継がれる可能性があります。

つまり、両親が薄毛かどうかに関わらず、先祖に薄毛の方がいる場合に男性ホルモンレセプターの感受性を引き継ぐ可能性があるのです。

特に、母型の家系から遺伝することが多いと言われているため、母型の家系に薄毛の人がいると、その子孫はAGAになる可能性が高くなります。

AGA遺伝

AGA以外の脱毛原因3つ

男性が薄毛になる原因として一番多いのはAGAですが、それ以外の原因でも薄毛になる可能性はあります。

代表的な原因は以下3つです。

・ストレス

・食事・生活習慣の乱れ

・ホルモンバランスの乱れ

ストレス

長時間ストレスがかかるとホルモンバランスが乱れ、皮脂の分泌量が多くなって頭皮環境の悪化に繋がります。

頭皮環境の悪化は抜け毛に繋がるため、ストレスが原因となって薄毛になる可能性があります。強いストレスは自律神経のバランスを崩してしまうのです。

また、ストレスを受けると血管が収縮すると言われており、毛細血管への血流が悪くなる可能性があります。

頭皮には毛細血管が多く存在するため、血流が悪化すると薄毛へと繋がる可能性があります。

頭皮の血流は髪の毛に栄養を与えるだけでなく、代謝物を排出する重要な役割を担っているのです。

ストレス状態にある時に現れやすい兆候の代表を挙げておきます。

①全身症状

疲れやすい、体がだるい、気力がわかない など

②筋肉系症状

肩がこる、首がこる、手足がだるい、関節痛、偏頭痛がする など

③感覚器系症状

目が疲れやすい、めまいがする、多汗になる、音に対して過敏になる など

④睡眠障害

寝つきが悪い、眠りが浅い、早く目覚め再び寝付けない、夢ばかり見て寝た気がしない など

⑤循環器系症状

心臓がドキドキする、胸が痛くなる、脈がとぶ など

⑥消化器系症状

食欲不振、胃がもたれる、吐き気・嘔吐、よく下痢をする、便秘になりやすい など
このような兆候が現れ始めたら、要注意です。

ストレス

食事・生活習慣の乱れ

食事・生活習慣の乱れは、髪の毛の成長を妨げる要因となるため、薄毛に繋がる可能性があります。

髪の毛を作り出すためには栄養素が必要であり、特にタンパク質や亜鉛など特定の栄養素が重要な役割を担います。

これらの栄養素は食事から摂取する必要があるため、食生活が乱れると髪の毛の生成に必要な栄養素が損なわれ、髪の毛が充分に成長できなくなるのです。

また、睡眠不足などの生活習慣が乱れることで、頭皮環境の悪化に繋がる可能性もあります。

頭皮環境は髪の毛を育てる土壌であるため、健康な髪の毛には健康な頭皮が不可欠なのです。

食事・生活習慣の乱れ

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れるとヘアサイクルが乱れ、髪の毛が充分に成長する前に抜けてしまう可能性があります。

前述した通り、ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」に分けられ、通常は約1000〜2000日かけてヘアサイクルを1周します。

しかし、ホルモンバランスが乱れてヘアサイクルが乱れると、髪の毛は成長期からすぐに退行期へ以降して抜けていってしまうのです。

このホルモンバランスの乱れはAGAの要因にもなると言われています。

ホルモンバランスを整えるには「バランスの良い食事を摂る」「充分な睡眠時間を確保する」「適度な運動を行う」「腸内環境を整える」など、生活リズムを整えることが大切です。

ホルモンバランスの乱れ

医学的根拠に基づいたAGA治療

AGAは進行性の男性脱毛症であるため、治療をせずに放置すると髪の毛はますます薄くなっていきます。

進行度合いによりますが、AGAには医学的根拠に効果が認められた治療薬が存在するため、悩んでいる方は早めに検討しましょう。

代表的な治療薬は以下の3つです。

・フィナステリド

・ディタステリド

・ミノキシジル

AGA治療薬

AGA治療

フィナステリド

フィナステリドはAGAの原因となる男性ホルモンの生成を抑制し、AGAの進行を予防する効果があります。

AGAは男性ホルモンの「テストステロン」と酵素の「II型5αリダクターゼ」が結合した「ジヒドロテストステロン(DHT)」が原因となって進行しますが、フィナステリドには酵素の「II型5αリダクターゼ」を抑制する効果があるのです。

そのため、結果としてAGAの原因ホルモンであるDHTの生成を抑え、乱れたヘアサイクルを正常に戻す効果が期待できます。

フィナステリドの効果をいつから感じるかは個人差がありますが、少なくとも4~6ヶ月程度の継続服用が必要だと言われています。

継続服用による高い発毛効果は日本人男性を対象にした研究でも示されています。

フィナステリド

ディタステリド

デュタステリドは、AGA治療のために処方される治療薬の有効成分です。

もともと前立腺肥大症の治療のために開発された成分ですが、フィナステリドと同様に薄毛予防にも効果が期待できることがわかり、AGA治療薬として開発されました。

前立腺肥大症

デュタステリドは薬の成分で、前立腺肥大の治療薬では「アボルブ」、AGA治療薬では「ザガーロ」として発売されています。

AGAの症状は、還元酵素「5αリダクターゼ」の作用で、男性ホルモン「テストステロン」が「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換されることで起こります。

5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、デュタステリドはこの両方に作用して、還元酵素の働きを食い止めます。

デュタステリドの作用でAGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成が抑制され、薄毛の進行抑制や抜け毛予防の効果が期待できます。

デュタステリドが主成分として配合された治療薬はザガーロとアボルブの2種類です。

ザガーロはAGA治療のために処方される薬で、アボルブは前立腺肥大症の治療を目的として処方されます。

デュタステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬のアボルブに配合されていた成分です。

その副作用から抜け毛予防にも効果があることがわかり、AGA治療薬としてザガーロが開発されました。

ザガーロはAGA治療のために処方される治療薬で、デュタステリドが主成分として配合されています。

デュタステリドは脱毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を生成する5αリダクターゼを阻害する働きがあります。

ザガーロは薄毛の進行抑制や抜け毛予防のための治療薬です。

薄毛の進行がかなり進んでいる場合や、発毛を目的とする場合はミノキシジルの併用が効果的です。

また、アボルブは、前立腺肥大症の治療のために処方される薬で、含まれる成分や用法用量はザガーロと同じです。

薬の名称が違うのは、治療目的や保険が適用されるかどうかを明確にするためです。AGA治療のためのザガーロは保険適用外です。

一方、アボルブは前立腺肥大症の治療のため、保険適用で処方してもらえます。

AGA治療を目的とする人が、前立腺肥大症と偽って保険適用でアボルブを処方してもらうことも考えられます。

同じ治療薬でも名前を変えているのは、そのような問題が起こらないためです。

また、AGAクリニックではザガーロを取り扱い、泌尿器科ではアボルブを取り扱うことが決められています。

フィナステリドとディタステリドの効果の違い

ミノキシジル

ミノキシジルは「血流促進」「毛母細胞の活性」「育毛・脱毛抑制」により発毛を促す効果があります。

・血流促進:頭皮の血管が拡張されて髪の毛の栄養や老廃物が運搬されやすくなる

・毛母細胞の活性:髪の毛を作る「毛母細胞」を活性化させて髪の毛を増やす

・育毛・脱毛抑制:髪の毛を作る「毛母細胞」の死滅を防ぐ

ミノキシジル配合のAGA治療薬には、内服薬のタブレット型と外用薬のローションタイプがあり、内服薬の方が発毛効果は高いとされています。

しかし、副作用のリスクから内服薬の国内承認は出ていません。

服用する場合はリスクを理解し、専門医による管理の元で行うようにしましょう。

外用薬は内服薬に比べて安全性が高く、国内で承認されています。

ミノキシジルの効果をいつから感じるかは個人差がありますが、少なくとも4~6ヶ月程度の継続服用が必要だと言われています。

ミノキシジル(外用薬)の継続使用による高い発毛効果は日本人男性を対象にした研究でも示されています。

ミノキシジル

5α-リダクターゼⅠ型とⅡ型との違い

・5α-リダクターゼⅠ型  

ほぼ全身の毛の毛乳頭に存在します。頭の場合は側頭部や後頭部等に存在し、女性の薄毛に多いです。

・5α-リダクターゼII型

頭皮・脇・髭・陰部等の毛乳頭に存在します。頭の場合は前頭部や頭頂部に存在し、男性の薄毛(AGA)に多いです。

5α-リダクターゼⅠ型とⅡ型との違い

ヘアサイクル(毛周期)の仕組み

ヘアサイクルは毛周期とも呼ばれ、発毛と脱毛を繰り返しています。

通常は2〜6年の周期で生え変わりますが、ヘアサイクルが乱れると周期が早まり、100日前後で抜けるようになります。

ヘアサイクルが乱れる原因は、ストレスや生活習慣、季節などさまざまです。

ヘアサイクルの乱れは薄毛を招く可能性があります。

そのため、ヘアサイクルの乱れの原因を明らかにして原因を取り除くことが薄毛の予防・改善につながります。

ここからは、正常なヘアサイクルと乱れたヘアサイクル、それぞれの生え変わりの流れについて見ていきましょう。

毛周期

正常なヘアサイクル

正常なヘアサイクルは、次の周期で発毛と脱毛を繰り返しています。

・成長期(早期)
・成長期(中期)
・成長期(後期)
・退行期
・休止期

髪の毛は、早期〜後期の成長期を経て退行期を迎えます。退行期は毛乳頭の活動が弱くなり、毛球部が徐々に小さくなる時期です。

やがて休止期を迎えて髪の毛の成長は止まり、脱毛して新たな髪の毛が生え変わります。

正常なヘアサイクルで休止期を終えた髪の毛は、ブラッシングやシャンプー時の軽い力で抜け落ちます。

日頃、ブラッシングなどで多少の髪の毛が抜けるのは自然な現象です。

正常なヘアサイクル

乱れたヘアサイクル

乱れたヘアサイクルは、次の周期で発毛と脱毛を繰り返します。

・成長期(早期)
・成長期(中期)
・退行期
・休止期

ヘアサイクルが乱れていると、後期成長期を迎えず、中期成長期からすぐに退行期へと移行。

髪の毛が十分に成長できず、100日前後の周期で抜けてしまうため、一本一本が細く柔かくなっていきます。

ヘアサイクルの乱れは薄毛を引き起こす可能性があります。

薄毛を改善・予防するためには、ヘアサイクルを正常に戻すことが重要です。

なお、「AGA」はヘアサイクルが乱れることによって抜け毛が進行する脱毛症の1つです。

乱れたヘアサイクル

ヘアサイクルが乱れると短く細い抜け毛が増える

ヘアサイクルが乱れると、髪の毛が健康的に成長できません。

そのため、短く細い抜け毛が増えるようになったら薄毛のサインかもしれません。

薄毛が気になる方は、抜けた髪の毛の状態を確認しましょう。

抜け毛が短く細い、あるいは全体的に白っぽい場合は、ヘアサイクルが乱れているかもしれません。

また、通常髪の毛は1日あたり50〜100本ほど抜けます。

多少の抜け毛は自然なことなので心配する必要はありませんが、1日の抜け毛の量があきらかに多い場合もヘアサイクルが乱れている可能性があります。

毛の種類

ヘアサイクルの乱れを整えて正常に戻す方法

ヘアサイクルの乱れを整えて、正常に戻す方法には次の5つがあります。

・ストレスをうまく解消する

・栄養バランスの整った食事を心がける

・十分な睡眠をとる

・丁寧にシャンプーする

・発毛剤を使用する

正常なヘアサイクルに戻す

ヘアサイクルが乱れた状態が続くと、抜け毛が増えて薄毛の進行が進んでいきますので、早期に改善及び治療を行っていきましょう。

 

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