AGAの治療薬には、プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)とミノキシジルがあります。
どれも初期脱毛の症状が起こり得ます。
しかし、初期脱毛が発生するのには、きちんとした理由が存在するのです。
発毛剤を使い始めてしばらくすると、髪が抜ける症状が出てきます。
初期脱毛
どうして初期脱毛が起こるのかというと、発毛剤の使い始めに起こる初期脱毛は、使用開始後の約1~2週間に発生して一か月前後ほど続くことが多いです。
特に、髪を洗った後は排水口に抜けた髪が詰まるほど、大量の抜け毛が起こります。
髪にはそれぞれ休止期、成長期、退行期というヘアサイクルがあります。
発毛剤の多くは、この乱れてしまった髪のサイクルを正常化し、健康的な発毛をサポートする効果があります。
発毛剤を使用し始める事で初期脱毛が発生するのは、乱れたヘアサイクルが正常化するためです。
一時的に抜け毛の量が増えて、驚く人もいますが時間が経てば自然と抜け毛の量は落ち着くことがほとんどで、症状が落ち着く頃は徐々に新しい髪が成長しているのです。
初期脱毛は発毛剤の効果が出てきている証拠でもあります。
この初期脱毛が起きている時期に正しいヘアケアを心がけることで、さらに発毛しやすい頭皮環境に導くこともできるのです。
そこで、以下が発毛のポイントになります。
洗髪の際は優しく
初期脱毛の時期は新しい髪が生えてくる大切な時期でもあります。
この時、頭皮を傷めたり生えたばかりの髪に刺激を与えたりすると、健康な髪まで抜けてしまう原因になってしまいます。
そこで、シャンプーを使う際はゴシゴシとこすらずに、頭皮をマッサージするよう揉み込んで洗います。
また、シャンプーは直接頭皮へつけず、泡立てた状態で髪につけると頭皮への刺激を最小限にできます。
最低でも4カ月以上発毛剤を使い続ける
中には初期脱毛に驚いてしまい、脱毛剤の使用を中止したくなります。
この初期脱毛は抜けるべき髪なので、時期が過ぎれば抜けた箇所から健康な髪が生えてきます。
そのため、発毛剤は最低でも4か月以上継続的に使用するのが重要です。
睡眠をしっかりとる
健康的な髪を作るには、頭皮へ必要な酸素や栄養素を行き渡らせる必要があります。
睡眠不足が続くと、血流が悪くなって頭皮が硬直してしまう原因になってしまいます。
そのため、夜はぐっすり熟睡できるような環境作ることが重要です。
夜にしっかりと入浴して体を温め、心身ともにリラックスすることで入眠がスムーズになります。
また、目に光が入ると脳が働いたままで熟睡できなくなるので、眠る一時間前からスマートフォンやパソコンを触らないようにするのも大切です。
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