フォリックスはロゲインやリアップといったおなじみの発毛剤と同じミノキシジルが含まれています。
発毛剤としてミノキシジルが発売されてかなり歴史がある薬の成分です。
アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)が認めた数少ない発毛効果がある薬で、さらに日本の皮膚科学会でも「推奨度A 強く勧める」と太鼓判を押しています。
ミノキシジルは血管拡張作用があり、毛細血管とつながっている毛乳頭に十分な栄養を届けることができます。
毛乳頭は、毛母細胞という髪の毛の元に成長するよう指示をするわけですが、ミノキシジルは毛乳頭や毛母細胞も活性化させるので、どんどん発毛を促し、そして太くたくましい髪へと成長します。
まとめると、 ミノキシジルは【栄養運搬をスムーズにする】+【発毛を活性化させる】=【発毛効果】 という能動的な攻めのAGA治療薬であると言えます。
フォリックスは大きく分けて、外用剤とシャンプー・コンディショナーの二種類に分かれます。
今回は外用剤を見ていきます。
外用剤は6種類のラインナップがあります。
FR02 → 男女兼用・ミノキシジル2%・ローション
FR05 → 男性専用・ミノキシジル5%・ローション
FR07 → 男性専用・ミノキシジル7%・ローション
FR12 → 男性専用・ミノキシジル12%・+フィナステリド・ローション
FR15 → 男性専用・ミノキシジル15%・ローション
FR16 → 男性専用・ミノキシジル16%・+フィナステリド・クリーム
フォリックスの製品はすべて「FR」から始まる記号のような名前です。
6種類の大まかな特徴は上記の通りですが、男女兼用・フィナステリドが含まれているか・ローションかクリームか、以上の3点が目立った違いです。
また、資生堂の育毛剤のアデノゲンでおなじみのアデノシンや、最近薄毛・AGA治療でも注目のアゼライク酸(アゼライン酸)が含まれる製品もあります。
フォリックスはプッシュ式です。
よって、薄毛・AGAが気になる部分に1日2回使用しますが、メーカーによると1回の使用は5プッシュ程度が目安です。
その後よくマッサージしていただき、塗布後は4時間以上洗い流したりせず放置すると効果的です。
メーカーによると「必要以上の量や回数をしても、効果に全く変わりはありません」としっかり注意書きがありました。
どうしてもたくさん付けたり回数を増やした方が効果があると思いがちですが、ここはメーカーの指示通り、使い方を守りましょう。
またフォリックスはプッシュ式なので狙ったところにも使いやすく、気になるM字や生え際の薄毛対策にもぴったりと言えます。
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