薄毛が気になる方や、AGA治療を行っているにも関わらず効果が実感できてない方は、ミノタブに関心を持たれると思います。
今回は、ミノタブの作用や外用薬との具体的な違い、ミノキシジルタブレットにある副作用のリスクなどを解説します。
ミノタブは髪が生えすぎる
ミノタブは、ミノキシジルの外用薬と比較すると、高い発毛効果があります。
外用薬が、頭皮の表面に作用して毛細血管を拡張させる一方、ミノタブは体の内側から作用し、毛細血管の根幹にある細動脈を拡張させます。
細動脈は、抵抗血管とも呼ばれ、血圧の恒常性を保つため普段は収縮している状態です。
しかし、ミノタブの作用によって、拡張されると毛細血管の血流も大幅に増加します。
ミノタブが、外用薬よりも髪が生えすぎると感じる理由は、強い血行促進作用によるものです。
ただし、ミノタブには強い効果がある反面、非常に可能性は低いですが副作用が発症するリスクもあります。
また、ミノキシジルタブレットは国内未承認薬であるため、薬の副作用による健康被害に対して年金や医療費の給付が受けられる医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
ミノタブの効果
・血管を広げて血流を改善する
・毛乳頭の細胞分裂を活発にする
ミノキシジルタブレットには、血管拡張による血流の改善から発毛を促す作用があります。
髪の毛が生えるメカニズムを交えつつ、ミノキシジルタブレットの発毛効果を解説します。
血管を広げて血流を改善するミノキシジルは、血管を拡張させ毛細血管がほとんどを占める頭皮に十分な血流を行き渡らせ、髪に必要な酸素や栄養が運ばれるのを手助けする成分です。
特に、ミノキタブはミノキシジルの経口摂取により成分を直接体内に取り込めるため、外用薬に比べて効果が顕著にあらわれやすいです。
ミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬として開発されていましたが、服用者に発毛・多毛の副作用が認められ、発毛剤としての研究が進められました。
ミノキシジルの発毛効果が正式に認められ1985年にFDAから認可されて以来、世界各国でミノキシジルを有効成分とした発毛薬が広く用いられています。
毛乳頭の細胞分裂を活発にするミノキシジルタブレットは、頭皮の血流を良くして毛根にある毛乳頭での細胞分裂を活性化し、発毛を促します。
髪の毛は、毛乳頭にある毛母細胞が、血流に運ばれる栄養や酸素を材料に分裂を繰り返して、毛根から押し出されるように形成されます。
そのため、毛乳頭の、細胞分裂を活発にするミノキシジルタブレットは発毛に効果的です。
毛母細胞は、24時間常に増殖を繰り返しているため、多くの栄養と酸素が必要です。ミノキシジルタブレットから得られる、血流増加の効果は毛母細胞による毛髪の合成を促し、AGAにより乱れたヘアサイクルを整えます。
外用薬にも、血流改善による発毛効果がありますが、ミノキシジルタブレットの方が強い効果を得られます。
ミノキシジル外用薬からミノタブへ切り替えるタイミング
原則として、ミノキシジルによる治療は外用薬(通称「塗りミノ」)から始めます。
これは内服薬と比べて、外用薬の方が副作用のリスクを抑えられるためです。
ただし、外用薬で十分な治療効果を得られる人は限られます。
ミノキシジル外用薬を使用して4ヶ月が経過したら、ミノタブへの切り替えを検討してください。初期脱毛の期間を終えて、発毛効果を実感できるようになるのはミノタブを飲み始めて4ヶ月目以降が目安です。
4ヶ月経過しても初期脱毛の症状が現れない場合は、ミノタブへ切り替えましょう。
ミノタブの濃度
ミノタブは、一錠あたり2.5mg・5mg・10mgを含有したものが流通しています。
2.5mgでも効果を実感できる可能性は高いので、まずは2.5mgから飲み始めます。
効果や副作用・リスクを考慮して、5mg、10mgとミノキシジルの濃度を上げていくことをお勧めします。
ミノタブの入手方法
ミノキシジル外用薬に比べると入手しづらい傾向にあります。
ミノタブの入手方法は、市販では購入することができないため、基本的には、個人輸入をして入手する方法が一般的になります。
※髪を生やす方法を公開中↓