自分の顔は毎日鏡で見ているので、ちょっとした変化には気づきづらいです。
生え際の後退にはできるだけ早い対処が重要ですので、生え際の変化にいち早く気づくことが必要なのです。
生え際を早期に生やすにはミノタブが効果的になります。
- ミノキシジルタブレット(ミノタブ)について
- ミノキシジルが作用するメカニズム
- ミノキシジル内服薬と外用薬効果の違い
- ミノタブとプロペシアとの併用
- ミノタブを服用するタイミング
- ミノタブの服用量について
- ミノタブは飲み続ける必要があるか
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)について
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)とは、ミノキシジルという成分を含んだ内服薬です。
ミノキシジルには血管拡張作用があり、血圧を下げる効果があるため、ミノタブはもともと高血圧の治療薬として開発されました。
しかし、その後ミノキシジルには発毛効果があることがわかったため、現在はAGA治療薬として使われています。
ミノキシジルの外用薬は、市販で購入できますが、内服薬であるミノタブは、通常は手に入りませんので、下記2通で入手する必要があります。
①クリニックで処方してもらう
②個人輸入(ネットで購入)する
ミノキシジルが作用するメカニズム
ミノキシジルは直接頭皮に塗るタイプのAGA治療薬です。
髪の毛の元となる毛包内の毛母細胞に直接働きかけ、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進します。ヘアサイクルの休止期に入っている毛母細胞を活性化させて新しい髪の毛の生育をサポートします。
また、成長期の毛母細胞に働きかけて髪の毛の成長を促す効果もあります。
ミノキシジルは、毛母細胞に対するこの2つのアプローチにより、「新しい髪の毛の生育」と「細く柔らかい髪の毛にハリとコシをもたらす」という効果を発揮するのです。
さらに、ミノキシジルは本来高血圧治療薬として開発された薬ですので、血管を広がる作用も持ちます。
健康的な髪の毛の生育には毛母細胞への十分な栄養と酸素が必須ですので、ミノキシジルはまさに髪の毛の生育に適した環境を作り出してくれるのです。
ミノキシジルの効果が実感できるのまでには少なくとも4~6か月は継続して使用する必要があります。
一般的には1年間は様子を見ることが必要です。
使用を開始してすぐに効果が現れないからと、使用を中止せず、効果が現れるのを待つようにしましょう。
ミノキシジル内服薬と外用薬効果の違い
ミノキシジルの内服薬は外用薬より強い発毛効果があります。
理由としては、内服することで体内から直接ミノキシジルが働き、有効成分の吸収率が高くなるからです。
外用薬は頭皮に直接添付するため、皮膚や皮脂などによって吸収を阻害されてしまうので、吸収効率がどうしても落ちてしまいます。
その分、内服薬はミノキシジルの効果を最大限に活かすことができます。
ミノタブとプロペシアとの併用
次に、プロペシアについてです。
プロペシアは、厚生労働省に許可を受けているAGA治療薬です。
そもそもプロペシアとは商品名であり、有効成分としてフィナステリドが含まれており、脱毛を防ぐ効果があります。
プロペシアに含まれるフィナステリドを体内に取り入れることで、ヘアサイクルの乱れを抑えることができ、結果的に抜け毛を防ぐのです。
ミノタブとプロペシアは、AGA治療において併用されることがとても多い組み合わせです。
そもそもミノタブとプロペシアでは働きが違います。
そこでミノタブとプロペシアの違いについて説明します。
つまり2つの違いを簡単にまとめると、ミノタブが発毛を促進するのに対し、プロペシアは抜け毛を防ぐことができるのです。
そのため両者を併用することで、薄毛治療において高い効果を得ることができます。
一般的なAGA治療は、この脱毛を抑制するプロペシアと発毛を促すミノキシジルを併用した治療法です。
ミノタブを服用するタイミング
ミノタブを服用する時間によって効果に差があるとは言われていないので、特にありません。
ですが、AGA治療は継続が大事ですので、服用の習慣をつけるために自分で食後や寝る前など決めた時間に服用することを推奨します。
ミノタブの服用量について
ミノタブの量ですが、効果の効きやすさには個人差があるので一概には言えませんが、5mgから始めるのが望ましいです。
ミノキシジルを多く服用した方が、効果が得られるという証拠はありません。
むしろ、副作用のリスクが高まる恐れがあるので、1日に5mg以上服用することは控えてください。
ミノタブは飲み続ける必要があるか
ミノタブを服用している間は発毛効果が出ますが、服用をやめると再び脱毛が始まってしまいます。
そのため、ミノタブは基本的に飲み続ける必要があります。