カークランドはロゲインのジェネリック製品で、ミノキシジル配合の外用タイプの育毛剤です。
カークランドはロゲインと同じ効果があり、見た目もほとんど変わりません。
両者ともミノキシジルの血行促進効果により発毛を促します。
そしてミノキシジル5%配合です。
ロゲイン
Johnson & Johnson(ジョンソンエンドジョンソン)社傘下McNEIL(マクニール)社のロゲインは、頭髪の育毛作用が臨床的に証明されているミノキシジル5%を主成分とした、頭皮に直接塗布する育毛剤(医薬品)です。
ロゲインの主成分であるミノキシジルは、もともとアップジョン社(現ファイザー社)が高血圧治療のための血圧降下剤として、血管を拡張させるために創製した経口医薬品です。その副作用として、髪の再生および男性型脱毛症の改善があったため、育毛剤として利用されるようになりました。
ミノキシジル含有の外用育毛剤として作られたのがロゲインで、ファイザー社はOTC事業をジョンソンエンドジョンソン社に売却し、現在その傘下にあるマクニール社がロゲインを取り扱っています。日本ではミノキシジルを使用した医薬品として、大正製薬からリアップシリーズがあります。
ミノキシジルの使用を始めてから、一時的に脱毛が増加する場合がありますが、髪の生え換わりのサイクル促進によるもので、4か月以上の継続使用をすることでミノキシジルの働きを実感できます。
ロゲインはアメリカのFDA(食品医薬品局)により初めて男性型脱毛症に対し育毛作用が有る商品として認可されています。毛根の血管を拡張し、髪となる栄養を吸収しやすくします。脱毛を抑えて、髪の成長を促す働きがあります。
薄毛の気になる方、AGA(男性型脱毛症)で育毛ケアをお考えの方に適した育毛剤です。
ロゲインにはスポイトが付属しておりますが、スポイト単品での取り扱いもしております。液体タイプのロゲイン専用スポイトで、適切な使用量を測りとり、頭皮へ正確に塗布する際に有用です。スポイトは、そのままロゲインの蓋として使用できるため、保管にも便利です。
カークランド
カークランドミノキシジルは、ロゲインのジェネリック医薬品です。
日本国内でも取り扱われているリアップと同成分であるミノキシジルを5%配合しています。
ミノキシジルは、世界90カ国以上で使用されている成分です。
毛髪の成長に関与する毛包に作用して、毛を太くする効果があり、脱毛症診療のガイドライン(日本皮膚科学会)において、推奨度A(行うことを強くすすめる)とされている成分です。
比較試験においてもその有効性が実証されています。
カークランドミノキシジルは、ヘアサイクルの変化によって小さくなってしまった毛包を大きくすることで、薄毛を改善します。
プロペシアとの併用でより効果絶大
フィナステリドが主成分のプロペシアは脱毛を抑止します。
一方、ミノキシジルには発毛促進効果があります。
つまり、カークランドで発毛を促しながら、プロペシアで脱毛を防ぐという二段戦法で効果を増大させることができます。
しかも、発毛剤は内服タイプより外用タイプのほうが高い効果を見込めます。
体内の血液の20%は脳に運ばれます。
毛母細胞は毛細血管とつながっており、内服薬のプロペシアは成分が届きやすくなっています。
また、塗るタイプのカークランドは、頭皮を通過し、毛母細胞に届きます。
頭皮という障害物があるので、毛母細胞に届きにくくなります。
それに頭皮に同じ量を均一に塗るのも難しいですよね。
効果的な発毛を目指すならばプロペシアとの併用が効果絶大と言えます。
カークランドによる初期脱毛
カークランドを塗り始めた頃に、人によっては前より脱毛が増えることがあります。
これは初期脱毛と呼ばれる発毛サイクルの過程なので、しばらくすれば産毛が生えてきます。
そして産毛は前に生えていた毛よりもしっかりした毛に生まれ変わるんです。
つまり初期脱毛は薬が効き始めているサインになります。
副作用について
ロゲインに副作用のリスクがあるように、カークランドの服用の可能性がゼロとはいえません。
ロゲインの副作用は主に、ミノキシジルが血管拡張することによる頭部や全身の発汗、頭皮のかぶれやかゆみです。
いずれも軽症で、副作用自体の発症率は全体の2~3%と報告されています。
ただし、ミノキシジルは血圧降下剤なので、もともと低血圧な人が使用するのは危険です。
血圧が下がりすぎてしまう恐れがあるからです。
心当たりのある方は医師の相談を受け、体調をみながら服用をするのが良いでしょう。
カークランドは値段が魅力
日本で販売しているリアップX5プラスは1ヶ月分(1本60ml)なのに対し、カークランドは2ヶ月分(2本60ml)が3,337円というのですから驚きです。
ミノキシジル5%でどちら成分が同じであれば、割安なカークランドの方法経済的です。
カークランドの正しい使い方
洗髪したあとのキレイな頭皮に塗布します。
皮脂の汚れやほこりをシャンプーで洗い流しましょう。洗髪後はタオルとドライヤーを使って髪の毛を乾かします。
乾いた頭皮につけます。
こうすることで、頭皮に薬が浸透していきます。
朝と晩の1日に2回塗ります。
1回の量は1mlです。
塗る回数や量を増やしても効果に変わりはありません。
多くつけすぎると副作用がでるリスクが高まるだけです。
まずは4カ月、毎日継続的に使うことにより効果が実感できます。
髪の毛の毛周期の関係もあり効果を感じられるようになるまでに、最低でも4カ月は必要です。
塗り忘れなどで、塗る回数がたりなかったりすると効果がでにくい原因にもなりますので、塗り忘れないようにすることがポイントです。
カークランドを塗った後はかゆくてもかかないようにすることが大切です。
ミノキシジル塗布後には、かゆみがでる場合がありますが、掻いてしまうと炎症を起こしてしまうことがあります。
4時間は洗髪しなおいようにします。
洗髪すると薬の成分が洗い流されてしまいますので、ミノキシジルの成分を頭皮に浸透させるため控える必要があります。
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