今や成人男性の3人に1人が薄毛に悩んでおります。いわゆるハゲです。
今回は、ハゲやすい人の特徴やその対策についてご紹介していきます。
- 遺伝
- 神経質な性格
- 睡眠不足
- 過度の飲酒や喫煙
- 脂っこい食べ物が好き
- ヒゲ・体毛が濃い
- 髪を洗いすぎる・あまり洗わない
- 生活習慣の見直し
- 頭皮環境の見直し
- ストレスの緩和
- パーマ・ヘアカラー
- 帽子・ヘルメットを被る
- スマホ・パソコンのやり過ぎ
遺伝
薄毛の遺伝子、アンドロゲンレセプターはX染色体にあります。
男性のX染色体は母親から受け継でいるため、薄毛の遺伝子は母方からということが言えます。
ただ、当然ですが母親は女性であるために薄毛であるかどうかの判別がしにくいのです。
心配な方は母方の祖父か母親の兄弟を参考にすると良いでしょう。
他にはAGAの原因のDHT(ジヒドロテストステロン)を作る元である5aリダクターゼの活性力が強いという遺伝子があり、それは父母関係なく遺伝します。
この両方が揃ってしまうと、かなり薄毛になりやすい素質の持ち主ということになるでしょう。
神経質な性格
ハゲている人には神経質な人や真面目な性格の人が多いと言われます。
人は強いストレスを受けると血管は収縮して血流が悪化します。
そうなると、毛母細胞や毛乳頭に必要な栄養が行き届かずに抜け毛や薄毛に繋がります。
神経質な人や真面目な人はおおらかで無神経な人に比べるとストレスを感じやすいので、注意が必要です。
睡眠不足
夜遅い時間までスマホやパソコンなどをしていると脳は活動的な状態なので、そのまま眠りについても、あまり脳は休めていません。
そうなると、本来つくられるはずの成長ホルモンが分泌されにくく毛母細胞の分裂が活性化されません。
髪は夜に眠っている時に作られるものなのです。
過度の飲酒や喫煙
タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる特徴があります。
血管を委縮させるということは、血行が悪くなって髪に必要な栄養分が行き届かなくなり、抜け毛や薄毛の原因になるということです。
アルコールは肝臓でアセトアルデヒドとい毒性のある物質に変化します。
このアセトアルデヒドはAGAの原因であるDHTの増加につながります。
アセトアルデヒドを無害化するために大量のアミノ酸やビタミンを消費し、髪の成長に必要な栄養を横取りして使ってしまうのです。
脂っこい食べ物が好き
とんかつ・から揚げ・天ぷらなどの揚げ物や、焼き肉・ラーメン・クリーム系のパスタなどを好んで食べる人は薄毛になるリスクが高まります。
脂っこい食べ物は血管を狭くし、血行を悪くするので、頭皮や髪への栄養補給が滞る可能性が高まります。
皮脂の分泌も過剰になるため、毛穴が詰まりやすくなって抜け毛や薄毛の原因となります。
ヒゲ・体毛が濃い
ヒゲや体毛が濃い人は男性ホルモンが多い→ハゲやすい
このようなイメージをお持ちの方は多いかと思います。
しかし、男性ホルモンの分泌が多いからといってハゲるわけではありません。
AGAを発症している人が男性ホルモンの分泌が過剰であればハゲるリスクは高まります。
つまり、AGAの症状がない方はヒゲや体毛が濃くてもハゲる可能性は低いと考えられます。
髪を洗いすぎる・あまり洗わない
皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まるのは問題ですが、かといって皮脂を取り過ぎてしまうのも頭皮や毛髪にとっては良くありません。
1日に何度も髪を洗ったり、洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまい、場合によっては頭皮が炎症を起こしたり髪が傷んだりしてしまいます。
これとは逆に、何日も洗わなかったり、洗浄力が弱すぎるシャンプーを使用している場合も皮脂が毛穴に詰まってしまい、抜け毛や薄毛の原因になります。
ハゲやすい人におすすめの薄毛対策
いくつかのハゲやすい人の特徴に当てはまってしまった方への対策をご紹介します。
今からでも遅いことはありません!
少しずつでも対策することで進行を遅らせたり、改善することも可能です。
生活習慣の見直し
•血流の改善のために毎日の生活でできることはたくさんあります。
•睡眠不足を解消して、質の良い眠りを心がける
•好き嫌いや過食に気を付け、バランスの良い食事内容を意識する
•甘いものや辛いもの、脂っこい食べ物は控える
•喫煙、禁酒をする
以上が理想ですが、難しいようならできる限り控えるように努力しましょう。
頭皮環境の見直し
過剰な皮脂は良くありませんが、少なすぎるのも頭皮や髪の毛の保護といった観点から見ると悪条件となります。
洗浄力が強すぎないシャンプーで1日1回洗えば十分です。
爪を立てたりせずに、指の腹を使って頭皮を動かすようにやさしくマッサージしながら洗いましょう。
また、スタイリング剤は頭皮に付けず髪だけに付けるようにしましょう。
ストレスの緩和
ハゲになりにくいタイプの性格の人はストレスの元になっている問題を「気にするな!」と言いますが、神経質な人や真面目な性格の人にしてみれば無理な相談です。
少しの間だけでも、ストレスの存在を忘れるような何か楽しいことに夢中になったり、軽い運動などで気分転換し、気を紛らわすのも一つの方法です。
特にスポーツは精神的にも肉体的にも発毛に関して良い効果が期待できます。
ハゲやすい特徴以外にも、こんな生活習慣の人は要注意です。
パーマ・ヘアカラー
パーマやカラーリングなどを頻繁に繰り返していると髪が細くなったり、頭皮が炎症を起こしたりすることがあり、薄毛の原因になる場合があります。
帽子・ヘルメットを被る
帽子やヘルメットを長時間被っていると、頭皮や毛髪に悪影響があるとデータで発表している団体もあります。
スマホ・パソコンのやり過ぎ
同じ姿勢で長時間スマホやパソコンの画面を見続けることで血行不良になる、眼精疲労や肩こりが起こる。
それらの解消にビタミンやアミノ酸が消費されることになり、髪への栄養が不足して抜け毛や薄毛の原因となる。
ハゲやすい人の生活習慣を参考に普段の生活の見直しをしましょう。
心当たりのあった方は、今後のご自分のためにも早めの対策をすることで改善できます。
きっと、やってて良かったと思える時が訪れるはずです。
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